ゼラチン粒子の電荷状態測定による物性評価
ゼラチンの電荷状態を評価できます
ゼラチンの電荷状態を知る方法として電気泳動法があり、電気泳動移動度を求めることで評価することができます。
弊社製ゼータ電位測定装置およびpHタイトレータを用いて、化学的にカチオン基を導入して正電荷にしたものとそうでないものの2種類のゼラチン粒子の電気泳動移動度を、pHを変えて測定しました。
等電点は、カチオン基を導入していないサンプル1ではpH=4.84、導入したサンプル2ではpH=11.01と求まり、カチオン基導入の効果が顕著に出た結果となりました。この結果から、例えば中性環境下でカチオン性コロイド粒子と各ゼラチンを混ぜ合わせると、サンプル1とは静電的に中和され凝集し沈殿することが予想されますし、サンプル2とは静電的な反発によりそのような状態が起きないことが推測されます。
このように、電気泳動移動度を測定することで、ゼラチンの電荷状態に関する物性評価が可能です。

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