タンパク質会合体の分離
モノマー状態のタンパク質を評価できます
高分子溶液の研究手段として、超遠心力場を利用することがあります。一つは、沈降平衡を利用した分子量測定や沈降係数測定に使用される分析用超遠心機であり、もう一つは、生体成分の分画に使用される分離用超遠心機です。 今回、超遠心機を用いてBSA(牛血清アルブミン)の会合体を取り除き、モノマーのみを取り出すことを試みました。
図1 BSA溶液の延伸前と遠心後の粒子径分布
(左:遠心前、右:150000rpm、30分間超遠心後)
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