タンパク質の分析
吸着を抑制し、定量評価が可能です
キャピラリー電気泳動によりタンパク質を分析する場合、泳動液のpHがタンパク質の等電点(pI)より低いとタンパク質は正電荷をもつため、負電荷をもつキャピラリー内壁に吸着します。そのため、正電荷をもつタンパク質についてはピークがみられない、またはピーク形状がブロードになるため分析が困難になります。 今回、キャピラリーの内壁を陽イオン性高分子で処理(所要準備時間1時間以内)をおこない、正電荷をもつタンパク質の吸着を抑制して分析をおこないました。

図1 牛血清アルブミン、リボヌクレアーゼ、リゾチーム(各50ppm)のエレクトロフェログラム
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キャピラリ電気泳動システム Agilent 7100 |


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