キャピラリ電気泳動システム Agilent 7100
陽イオンや陰イオンなど異なる成分を一台の装置で分析が可能です。
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- 製品情報
- 原理
- 仕様
- 測定例
製品情報
- バッファマニュアルなど豊富なアプリケーションによる優れた技術サポート
- 陽イオンや陰イオンなど異なる成分を一台の装置で分析可能
- 微量サンプルで短時間・高分解能な分析が可能
- バブルセルキャピラリにより分離能を損なわず3~5倍の高感度化を実現
- 対イオンや夾雑物の影響を受けにくく前処理がほとんど不要
- 高価なカラムや溶剤を使用しないため経済的で環境にも優しい
- Open LAB CDS ChemStation により、日本語対応
原理
キャピラリー電気泳動法とは、内径100μm以下のキャピラリー管を用い、その内部で電気泳動をおこすことにより分離された成分の定性・定量をおこなう分析手法です。
[手 順]
① キャピラリー管内に泳動液を満たす
② サンプルを注入する
③ 両端を泳動液につけて高電場をかける
④ 電気泳動により各成分は分離しながら移動する
⑤ 検出部に到達した順にピークとして記録される
通常、キャピラリー管内壁はシラノール基によりマイナス電荷を帯びるため、液中のプラスイオンが壁面に集まります。 電場をかけると、このプラスイオンはマイナス方向へ溶媒を引き連れて移動します。この流れを電気浸透流と呼び、LCのポンプのような働きをします。 サンプルは電気浸透流に乗りながら電気泳動し、電荷量やストークス半径などの違いにより各成分は分離されます。
仕様
光源 | 長寿命重水素ランプ (RFIDタグ付き) | |||
検出器 | リアルタイム UV-Vis ダイオードアレイ検出器 | |||
測定波長範囲 | 190 ~ 600 nm | |||
測定精度 | 1 nm | |||
泳動電源 | 電圧範囲 : 0 ~ ±30kV 、 電流 : 0 ~ 300μA 、 電力 : 0 ~ 6W | |||
定電圧、定電流、または定電力で動作。プログラムにより極性逆転可能 | ||||
電源 | AC100 ~ 240V 、 50/60Hz 、 300VA | |||
寸法(WDH) | 350×590×510 mm | |||
重量 | 35 kg |
測定例
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