ホーム > Webで学ぶ > 膜厚評価について学ぶ > ラインスキャン膜厚計によるインライン膜厚計測

ラインスキャン膜厚計によるインライン膜厚計測

6.測定事例(例1:横段ムラ)

以下の事例は、ラインスキャン膜厚計を使って測定した膜厚分布のイメージ図です。
 

■例1:横段ムラ

多くのフィルムは融解した合成樹脂を押出成形して生産されています。フィルムの幅方向に発生する膜厚ムラが横段ムラと言われるものです。(第9図)

第9図 横段ムラの測定イメージ
第9図 横段ムラの測定イメージ


これは、生産時の押出条件や樹脂の粘度、搬送速度のムラ、ロールやフィルムの振動など様々な要因によって発生します。また、横段ムラは成形時のフィルムだけでなく、成形されたフィルムに機能性を持たせるために塗工される層でも発生することがあります。横段ムラは全幅に発生するものや、一部分にだけ発生するものも存在します。押出条件やロールの不具合、塗工条件によっては、一定の周期性を持つ場合があります。ラインスキャン膜厚計では全幅を同時に測定することが可能であるため、このように全面或いは一部に発生する横段ムラを検出することができます。
また、ムラの周期性を解析することで、上流に遡って問題が発生している箇所を特定することにも活用可能です。

関連製品

ラインスキャン膜厚計【インラインタイプ】

ラインスキャン膜厚計【オフラインタイプ】

ページトップへ