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【入門】 キャピラリー電気泳動

6.キャピラリー電気泳動における分離方式<等速電気泳動>

試料混合物の前端に何れの成分よりも速やかに電気泳動するイオンを含む媒体、後端に逆の性格の媒体、試料液は両者の中間という設定で電気泳動を行います。最終的には、電気泳動移動度を異にする試料成分は、それらの絶対値が大なものから順に並んで、同じ速度で移動することになります。条件を選ぶことによって、目的の成分を濃縮する、あるいは成分間に一種のスペーサーを配置して分離の効率を高めることができます。

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