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耐環境性(温度)

概 要

私たちが生活する上で温度は身近にありまた悩みのタネでもあります。気温によって適した服に着替えますし、場合によっては体調にも影響を及ぼします。これは何も私たちの身体だけに起きる現象ではありません。電子機器においても同様のことが起こりえます。照明器具を例に説明すると、照明器具も温度の高低によって性能が大きく変わります。照明は光源にLEDを使うのが一般的になってきており、このLEDが温度によって特性が変化します。
図1はLEDを冷却した状態から加熱した状態へと周囲温度を変化させ、その特性を評価できる環境を表したものです。ここでは積分半球や積分球に温度を制御するための温度調整用ユニット(温調ユニット)を取り付け、その上でLEDを点灯させて評価を行っています。図2はそのときの光源の全光束と温度の関係を表した図です。温度が高くなるに従って光源の明るさが落ちていることが分かります。図3は光源の色と温度の関係を表した図です。こちらは温度が高くなるに従って、光色が青色へ変化していることが分かります。

データ

耐環境性1

図1 光源の温度による影響を評価するための積分半球および積分球のシステム

 

耐環境性2

図2 光源の全光束と温度の関係                   図3 光源の色と温度の関係

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