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『イメージで分かる』光源の明るさ

3.光の感じ方

■ 光源の明るさと視力

部屋の明るさ(≒照度)と視力は相関関係がある

光源が明るければ明るいほど、ものを正確に早く認識できます。例えば室内にある時計は部屋が暗ければ見えにくく、明るければ見えやすくなります。これは明るさと視力に相関関係があるためです。より快適に生活を行うため、日本工業規格(JIS)に住宅の照度基準として作業環境ごとに必要な明るさが規定されています。

 

 


■ 明るさの感覚

明るさの感覚 放射された光

ところで光源の明るさは何によって決まるのでしょうか?明るさは光源から放射される光の量に依存します。“明るい”、“暗い”といった感覚はその光がどれだけ目に入るかによって決まります。 私たちが光源を見たときに感じる明るさを数値で表したものに“輝度”という単位があります。

 

 


■ 視覚と輝度

日常で体感する輝度の大小

輝度は対象物を目で見た時に感じる明るさの大小を表す単位です。光源は光を発するため輝度は高く、光源で照らされる対象物の輝度は光源よりも低くなります。身近にある光源では太陽の輝度が最も高く、月のおよそ7万倍の輝度になります。

 

 


■ 明るさの表し方の違い

輝度で明るさを表わす光源(見ることが目的)と表わさない光源(照らすことが目的)

光源の明るさを表す表現は輝度の他に“光度”、“照度”、“全光束”など複数あります。例えば上の表のように、同じLEDでも明るさの表し方の違いで、その明るさを表す値は大きく異なります。光源の明るさを表すのに何故複数の表し方があるのでしょうか?

 

 

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