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繊維表面のゼータ電位

1.はじめに

各種の液相中に存在する繊維物質のゼータ電位が、その表面状態、あるいはその表面へのいろいろな物質の吸着現象に重要な関連をもっていることは、以前からよく知られていた。

このような観点から、繊維物質のゼータ電位と、吸湿、膨潤、あるいは染色、洗浄、製紙などとの関連において、従来、多くの研究が行なわれ、基礎研究としてだけでなく、工業的意味においても大きな興味が持たれてきた。
繊維物質のゼータ電位測定1)は古くから行われていたが、主として流動電位法による測定例が多かった。

現在、ゼータ電位測定は主として電気泳動法で行われているが、電気泳動法は繊維物質の測定には適さないと言われていた。
今回、我々は、平板状・シート状の試料の表面ゼータ電位を測定する手法を拡張して、比較的簡単に電気泳動法によって表面ゼータ電位を測定することに成功した。
本報では、平板状試料表面のゼータ電位測定法の原理、それを応用して開発した繊維物質の表面ゼータ電位測定手法、および測定例を紹介する。

 参考文献 1) 北原文雄,渡辺昌編:界面電気現象(1972),271-297 共立出版

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