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積分半球を用いた光源の全光束測定

4.積分半球に使用するミラー

積分半球に用いる平面ミラーの一例として、アルミニウムの基材表面に高純度アルミニウムの真空蒸着を施し、さらに透明な酸化膜を蒸着して可視波長域で増反射処理を行った高反射処理アルミを紹介する。
図10にその分光反射率を示す。測定は落射光学系を持つ大塚電子製 「反射分光膜厚計 FE-3000」による0°入射、0°出射の値である。

比較のために光学用のアルミ蒸着ミラー(保護膜なし)を測定した。この結果、アルミ蒸着ミラーの反射率は90%未満であるのに対して、高反射処理アルミは、420nm以下で反射率が90%以下となるものの、それ以上の可視波長域では95%程度と高い値を示す。

拡散反射コーティングは硫酸バリウムを主材料とするLabsphere社製 「Spectraflect-coating」を用いた。図11に、半球内壁の拡散反射コーティングの分光反射率を示す。

図10 積分半球に使用するミラーの分光反射率と図11 積分半球に使用する拡散反射コーティングの分光反射率
図10 積分半球に使用するミラーの分光反射率    図11 積分半球に使用する拡散反射
                          コーティングの分光反射率

 

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