セミナー
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開催日程:2025/11/19 オンライン開催終了 Webセミナー【特別セミナー 光波動場三次元顕微鏡を用いた培養細胞の観察とその応用】
光波動場三次元顕微鏡MINUK(ミヌック)とは?
置くだけ・非破壊・非接触の3D観察技術で物理的なフォーカスが不要なため、みたい箇所をいつでも観察・測定!
対象物にレーザーを当てることで、厚みと屈折率の変化によって波面が変化します。
その変化を波面センサでとらえ、独自のソフトウェア上で数値解析し、像を再生しています。

MINUKの開発発想
レンズに映して視る
レンズを駆使して『真実に近い』情報を得る
限りなく真実に近づけるための補正、演算、機構の
技術進化が求められてきた
光の情報をそのまま得て計算
光の波がどのように伝わっているのかを計算・画像化
高速演算処理技術を確立し、
真実を捉えることを実現
活用例
- フィルム開発において粒子と
ボイドの判別を精度よく行いたい粒子とボイドの判別が可能OPDの大小により粒子とボイドの判別が可能。不具合の原因解明に有効
- 顧客より高品質な製品管理の
要求があり、判別しにくい傷の
定量化が必要工程中での不適合判断が可能傷の高さや断面形状・三次元形状を確認でき、工程中での不適合判断が可能
- 試作品の形状が設計通りに
仕上がっているかを定量化したい斜め形状を正確に定量化可能数字で信頼できるデータを提供。フィルム表面の形状の定量化が可能
- ファイバーや導波路の
コア形状を観察したい、
屈折率分布を定量化したい非接触でOPD観察が可能非接触で簡単にOPD観察ができるため、時間や手間をかけずに条件検討の最適化が可能
- TGVの表面だけでなく内部の形状の
定量化やその深い位置を特定したい非破壊で任意の深さ位置を観察非破壊でガラス表面から内部、裏面にかけて、任意の深さ位置でTGV形状観察が可能なため、加工の出来栄え評価に最適
- 細胞などの生命体を生きたまま
非染色・非侵襲で観察したい非接触・非侵襲で測定可能非接触・非侵襲で細胞などの生命体の形状変化及び高さ測定が可能。新たな指標で対象物の評価ができる可能性
特長
広い視野(700μm)と
高い分解能(488nm)で、
測定対象から異物を探す手間が
かからない
従来は、視野が狭いため、異物などの場所を探す際に、測定対象内を探し回る必要がありました。
MINUKは、試料光を結像光学系を介さずに直接記録するため、レンズの収差問題を根本的に解決し、大深度・広視野・無収差の結像を実現します。

深さ1400μmの全情報を捉え、
任意の高さでスライス可能
1回の測定で数千枚の画像と
同等の情報を取得
従来はみたい箇所がどの深さにあるのかわからず、見つかるまで数千回もの画像を撮り続ける必要がありました。MINUKは、700×700μmの範囲と深さ方向1400μmの情報を瞬時に測定します。約2μmの分解能で約700枚のスライス像を取得し、これらの情報をデジタルリフォーカシングすることで三次元構造の追加検証が可能です。

透過率や屈折率の
三次元分布を可視化し、
目に見えないナノオーダーの
表面形状を数値化
従来はフォーカスが合わせにくく、定量化できませんでしたが、MINUKは目に見えないナノオーダーの表面形状の定量化が可能。微小な屈折率変化を検出することができます。

仕様
| 分解能 x,y | 691nm(ワンショット)、488nm(合成) |
|---|---|
| 視野 x,y | 700×700μm |
| 分解能 z | 10nm(位相差) |
| 視野 z | ±700μm |
| サンプルサイズ | 100×80×t20mm(汎用サンプルホルダ取付時) |
| サンプルステージ | 微動XYステージ(自動) X:±10mm Y:±10mm 粗動ステージ X:129mm Y:85mm |
| レーザー | 波長 638nm 出力 0.39mW 以下 Class1 (測定試料への照射強度) |
| サイズ (幅×奥行き×高さ)mm |
本体:505(W)×630(D)×439(H) ※PC、付属品は含まず |
| 質量 | 41kg |
| 消費電力 | 本体:290VA ※PC、付属品は含まず |
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