高速ニアフィールド配光測定システム GP-7 series
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光源単体や光学材料の配光を評価する装置です。 ・配光測定の常識を覆す測定時間10分を実現! ・1回の測定であらゆる空間照度を捉える! ・他社光学設計ソフトでも扱えるデータ形式! ・1.5m角に収まるコンパクトな装置サイズ! ・一般的なIESフォーマットの配光データも出力可! これ一台で光源の配光測定からレンズやフィルムなどの材料の光学特性まで幅広く評価ができる装置です。
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- 製品情報
- 仕 様
- 装置構成(動画)
- 測定例
製品情報
- 高速測定により、従来法と比較して大幅短縮化を実現(約10分)
- 一度の測定で、多彩な条件での測定結果を算出
- 二次元輝度センサーによるニアフィールド測定
- 暗箱内設置により暗室設備不要
- 独自の照度・光度算出アルゴリズムにより高S/N比を実現
- 任意の位置・距離での照度・光度の算出が可能
- 任意光線データ、IESフォーマットによる光学シミュレーションソフトとの連携が可能
- 輝度光線データ
- 照度・光度・配光データ
- 自動車のヘッドランプ、 ルームランプなどの灯火器
- 街路灯、投光機、スポットライト
- LEDパッケージ(紫外、可視、赤外)、 チップ、モジュール
- 液晶や有機ELなどのディスプレイ視野角特性
- 赤外線センサーの配光特性
- レンズやリフレクタなどの光学材料の特性
仕 様
型式 | GP-7 series | |||||
300 | 600 | 1000 | ||||
対応サンプル例 | ランプ、一般照明器具 | 自動車ヘッドランプ ユニット |
大型照明器具 | |||
サンプル設置サイズ | 直径400mm以下 | 直径800mm以下 | 直径1000mm以下 | |||
測定エリア | 300 x 300mm | 600 x 600mm | 1000x1000mm | |||
測定角度範囲と間隔 | X:±90°、Y:±90° 0.1°間隔 |
X:±90°、Y:±90° 0.1°間隔 |
φ:±90°、Y:±90° 0.1°間隔 |
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測定時間 | 約10分 X:±90°、1°Step Y:±90°、1°Step |
約10分 X:±90°、1°Step Y:±90°、1°Step |
約25分 φ:±90°、1°Step θ:±90°、1°Step |
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検出器 | 輝度二次元センサー(紫外~近赤外タイプ) | |||||
測定項目 | 輝度光線データ、照度・光度・配光データ |
装置構成(動画)
「配光」といえば「ファーフィールド測定」をイメージされる方に是非ご覧いただきたい、 「高速ニアフィールド配光測定システム」。
光学設計に必要なUV~NIRの見えない光線を手軽かつ高速に取得できます。 また、この一台で光学シミュレーションソフトとの連携も可能です。
■プロジェクターヘッドライトのニアフィールド配光測定
このタイプのヘッドライトはLEDを光源としてレンズ、反射板の組み合わせで小型化がなされています。LEDを用いたヘッドライトは従来の設計とは構造が異なるため、製品開発中に想定されない方向に光線が出射される迷光の問題が発生しやすいです。この迷光となる異常光線の原因調査にはニアフィールドによる配光測定が有効です。
GP-7(300)は光源としては小型となる上記サンプルやLEDモジュールなど小型光源の測定用装置です。
GP-7 300測定及び解析
サンプルセッティング - 調整 - 測定 – 解析 の流れ
1)サンプルのセッティング ー ステージにサンプルを設置
2)調整 ー ステージを前後左右、高さ調整
3)測定 ー サンプルを±90°の範囲でで測定
※動画は測定の動作イメージであり実際の測定とは異なります。
4)解析 ー 解析条件をセットし、サンプルから一定距離離れた場合の照度分布評価
■自動車用のヘッドライトのニアフィールド配光測定
自動車のヘッドライトは光の方向をレンズや反射板で制御しており、決められた距離でその照度やパターンを評価する必要があります。
従来の測定では25 m 離れた位置に検出器を設置し、ゴニオメータに載せたランプを回転させて配光特性を測定していました。
GP-7では近距離でランプの輝度配光特性を測定し、それをもとに任意の距離での照度をシミュレーションにより求めることで、1度の測定で評価したい距離を自由に変更することが可能です。
■シーリングライトのニアフィールド配光測定
一般照明器具の評価に2次元輝度センサーを用いることで、省スペース化が可能です。
またスポットライトのように距離によって配光特性が異なるサンプルでは、1度の測定により、 測定から得られた輝度配光特性をもとに、任意の位置での配光特性や照度特性を得ることができます。
測定例
サンプルに液晶ディスプレイを用いて配光測定システム GP-7より測定を行うと、得られる輝度配光特性は液晶の視野角特性となります。2次元輝度センサーはサンプルである液晶ディスプレイの表面を測定しているので、一度の測定でサンプル表面の多数の情報を得ることができます。裸眼用3Dディスプレイの測定への応用が可能です。
液晶パネルの視野角特性(3D表示) 液晶パネルの視野角特性
裸眼3D液晶パネルの視野角特性(3D表示) 裸眼3D液晶パネルの視野角特性
自動車のヘッドライトは光の方向をレンズや反射板で制御しており、決められた距離でその照度やパターンを評価する必要があります。従来の測定では25 m 離れた位置に検出器を設置し、ゴニオメータに載せたランプを回転させて配光特性を測定していました。GP-7では近距離でランプの輝度配光特性を測定し、それをもとに任意の距離での照度をシミュレーションにより求めることで、1度の測定で評価したい距離を自由に変更することが可能です。
GP-7で算出した路面照度と壁面照度
一般照明器具に対しても、2次元輝度センサーを用いた測定は有効な手段です。省スペース化がはかれるとともに、スポットライトのように距離によって配光特性が異なるサンプルでは、1度の測定により、測定から得られた輝度配光特性をもとに、任意の位置での配光特性や照度特性を得ることができます。
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- 装置構成(動画)
- 測定例
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