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大塚電子 ニュース
第24回 散乱研究会 開催のご案内
無事終了いたしました。
多数のご来場を頂き、誠にありがとうございました

2012年8月 吉日
各 位

拝啓、 初秋の候、会員の皆様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

さて、今年も11月に第24回の散乱研究会を下記の内容にて開催する運びとなりましたのでご案内申し上げます。

今年度は、午前中に動的光散乱に関する基礎講座、午後は様々な分野の先生方に、散乱法を用いた最新の研究や、実際の応用例に関するご講演をしていただく予定にしておりますので、皆様方の積極的な参加をお待ちしております。

本研究会は、散乱関連技術の研究者、利用者および提供者が集まり、お互いの情報交換が出来る場を提供することを目的としています。 昼食時には光散乱測定の実演コーナーを用意し、測定に関する質問等にお答えします。また、講演終了後に懇親会を予定しておりますので、この機会に講師の方々へ質問をしていただき、会員相互の交流が促進されることを願っております。

是非ともこの機会をご利用頂き、有意義な研究会にして頂けることを願っております。


敬 具

散乱研究会世話人会
 柴山 充弘 (東京大学)
 佐藤 尚弘 (大阪大学)
 岩井 俊昭 (東京農工大学)
 木村 康之 (九州大学)


開  催 2012年11月16日(金)
時  間 9:45~17:00 (受付開始 9:15)
 (懇親会 17:10~18:00)
参加費 無料
会  場 日本薬学会長井記念館(長井記念ホール) (地図はこちら)
 住所:東京都渋谷区渋谷2-12-15
 TEL:03-3406-3326  FAX:03-3406-7580
お申込み お申し込みは終了させていただきました

プログラム
9:15~ 受付開始
第1部
9:45~11:45
散乱基礎講座「動的光散乱法 -その基礎と応用-」
 講師: 岩井 俊昭 先生 (東京農工大学 大学院生物システム応用科学府)
基礎講座の前半では、基礎理論の定式化、さまざまな様態の散乱体に対する定式化、ならびに粒質解析法について概説します。測定したい対象は多種多様であり、測定法に対するニーズは益々高まっています。後半では、このようなニーズに対して新しく提案されている手法について概説します。
< 休憩 11:45~13:00 > 光散乱測定実演
第2部
13:00~13:50
高濃度分散粒子系のサイズ評価: 高感度低コヒーレンス動的光散乱法の開発
 講師: 中村 崇市郎 先生 (富士フイルム(株) R&D統括本部 解析技術センター)
インクや化粧品などナノ粒子の開発において、希釈せず高濃度な状態で分散状態を定量する必要がある。高感度化した低コヒーレンス動的光散乱法の開発と、液中ナノ粒子の分散状態の定量について報告する。
13:50~14:40
会合性ポリペプチドのヘリックス-コイル転移による会合構造制御
 講師: 猪股 克弘 先生 (名古屋工業大学 大学院工学研究科)
ポリペプチド鎖のヘリックス-コイル転移は、1本の分子鎖の剛直性が変化する挙動と捉えることができる。この転移により、形成されるポリペプチド会合体の構造がどのような影響を受けるかについて検討した結果について報告する。
< 休憩 14:40~15:20 > コーヒーブレイク
第3部
15:20~16:10
小角光散乱、透過光強度、その他試料周辺機器の材料科学への応用
 講師: 西田 幸次 先生 (京都大学 化学研究所)
演者は、高分子材料科学の研究室に所属し、自らの研究での必要性や研究室内からの要望に応えて光学装置や試料周辺機器の改良や開発をおこなってきた。高分子の結晶化に関する高次構造制御の事例を交えて紹介したい。
16:10~17:10
静電噴霧法による液中ナノ粒子のエアロゾル化と計測への応用
 講師: Wuled Lenggoro 先生 (東京農工大学大学院 工学研究院)
合成ナノ粒子に対して、粒子径分布の計測等の高度化が求められる。静電噴霧法による液中ナノ粒子のエアロゾル化及び微分型静電分級器による計測法について紹介し、水溶性ポリマーの分子量分布の計測への応用も述べる。
< 懇親会 17:10~18:00 >
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